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故 世良田元 牧師の生き方、思いがたくさん詰まった大変素晴らしい自叙伝でした。また、中古でしたが、汚れやシミは殆どなく、大変美しい状態でした。ありがとうございました。
- marineview
- 21歳
- アトピー
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各地の価値ある資源の魅力を伝え、訪れた人の体験の質を高めるような、高付加価値のガイドができるようになる… そのようなスキルが「インタープリテーション」である。 自然公園・文化遺産・博物館・動植物園・水族館・展示施設などで、お客様を迎える人に必須のコミュニケーション手法として、世界各地で実践されている。本書では、その理論から実践例までを、余すところなく伝える。
インタープリテーションがうまくいくと、その対象であるモノや場所、人、アイディアなどに対して興味が深まり、価値をわかって好きになり、望ましい行動をとるようになる。このような「違い」や成果を「意図的に」生み出すためには、テーマに基づいた(Thematic)、わかりやすいストーリー(Organized)を、受け手に関連させながら(Relevant)、楽しく(Enjoyale)、伝えなければならない。このT・O・R・E要素それぞれについて、自分のコミュニケーションに「なぜ」必要で「どのように」取り入れられるのかを、エビデンスに基づいて丁寧に紐解いていく。原著はこれまで6カ国語に訳され、この手法はインタープリテーションの世界的な指標となっている。
ガイドやインタープリターが、インタープリテーションスキルを使うことで、自然・文化・歴史遺産が適切に活用されて、結果として遺産の保全につなげられる。インタープリテーションは、量より質を求める持続可能な観光に必要なガイドのスキルと言える。また、相手に伝えたい、わかってもらいたいことがあるときの普段のコミュニケーションにおいても、十分に活用できるスキルである。
■目次
第1章 インタープリテーションとコミュニケーション
第2章 TORE
第3章 インタープリテーションのエンドゲーム(到達点)
第4章 すべてのインタープリテーションはなにかしらの違いを生み出せるのか?
第5章 意図的に違いを生み出す
第6章 テーマの二面性と頭に浮かぶ文章
第7章 さまざまなテーマの質
第8章 許容できる範囲
第9章 シークエンシャル(順序のある)テーマの表現
第10章 ノンシークエンシャル(順序のない)テーマの表現